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このコラムのポイント
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ミノキシジルタブレットは日本未承認
高い効果が期待できる分、副作用リスクも高い
個人輸入の通販サイトでは偽物が紛れていることがある
安心して使用できるのはミノキシジル外用薬
Dクリニックではミノキシジルベースのオリジナル治療薬を処方
症例
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薄毛タイプ:M型年齢:48歳職業:自営治療期間:1年
- 初診時
- 3か月後
- 8か月後
[治療内容]オリジナル治療薬(積極的発毛+抜け毛抑制)
[治療価格]35,200円(税込)
[副作用]
この治療により起こる可能性がある副作用
頭皮のかゆみ、肝機能障害、リビドー(性欲)減退など -
薄毛タイプ:M型年齢:40歳職業:会社員治療期間:1年
- 初診時
- 4か月後
- 7か月後
[治療内容]オリジナル治療薬(積極的発毛+抜け毛抑制)
[治療価格]35,200円(税込)
[副作用]
この治療により起こる可能性がある副作用
頭皮のかゆみ、肝機能障害、リビドー(性欲)減退など -
薄毛タイプ:M型年齢:47歳職業:会社員治療期間:1年
- 初診時
- 3か月後
- 6か月後
[治療内容]オリジナル治療薬(積極的発毛+抜け毛抑制)
[治療価格]35,200円(税込)
[副作用]
この治療により起こる可能性がある副作用
頭皮のかゆみ、肝機能障害、リビドー(性欲)減退など
薄毛・AGAセルフチェック
薄毛が気になり始めたらまずはセルフチェックをしてみましょう。当てはまるものにチェックするだけで薄毛の状況を確認できます。無料で1分でできる簡易AGA診断です。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とは
薄毛治療に用いられる内服薬
ミノキシジルタブレットはAGAや薄毛治療に用いられる飲み薬です。ミノキシジルには飲むタイプと塗るタイプがあり、どちらも男性の薄毛と女性の薄毛の両方に使用することができます。
日本では未承認
ミノキシジルタブレットは日本では承認されておらず、ミノキシジルの外用薬のみ承認されています。また、ミノキシジルタブレットは日本だけでなく世界中で承認している国はありません。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の効果
毛髪に栄養を届けることで発毛を促す
ミノキシジルには血管を拡張させる働きがあり血行を促進します。血流が良くなると発毛に関わる毛乳頭細胞まで栄養が十分に行き渡るため、髪の毛の成長が促されるのです。
ミノキシジル外用薬は頭皮に塗布するため、細い「毛細血管」を拡張する効果しか期待できません。対してミノキシジルタブレットは、体内から作用するため毛細血管よりも太い「細動脈」を拡張することができます。
ミノキシジルタブレットのほうが太い血管を広げるため、外用薬よりも血流が良くなり高い発毛効果が期待できるのです。
服用開始から4ヶ月ほどで効果を感じることが多い
ミノキシジルタブレットは服用してからすぐに効果を感じるわけではありません。服用開始後4〜6ヶ月ほどで効果を実感することが多いため、治療を開始してから早々に自己判断で服用を中断するのは避けましょう。なお、ミノキシジルタブレットを服用して4〜6ヶ月ほど経っても効果を感じられない場合は、ミノキシジルタブレットが効かないと考えられます。ミノキシジルタブレットに限らず、全ての方に同じ効果が出る薬は存在しないため、4〜6ヶ月を目安に服用の中断を検討しましょう。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の副作用と初期脱毛
主な副作用
・血圧低下
・動悸、めまい、ふらつき
・頭痛
・心筋障害
・胃腸障害
・顔のむくみ
・多毛
・初期脱毛
ミノキシジルの主な副作用は上記の通りです。ミノキシジルはもともと高血圧を改善する薬のため、血管が拡張することで血圧が下がることがあります。その結果、動悸・めまい・顔のむくみなどの症状が現れるケースがあるのです。これらの症状は服用を続けると慣れていくことが多いですが、服用のタイミングや用量を変えて対応することもあります。
初期脱毛とは
初期脱毛とはミノキシジル服用後に起こる一時的な脱毛のことです。ミノキシジルの服用によって乱れたヘアサイクルが整い、新しい髪の毛が古い髪の毛を押し出すことで生じます。初期脱毛はミノキシジル服用の1ヶ月後くらいに起こり、2ヶ月目になると改善されることが多いです。大量の毛髪が抜けることに驚きミノキシジルタブレットの服用をやめてしまう方がいらっしゃいますが、せっかく服用していたのが無駄になってしまうため、初期脱毛が起こっても慌てずこれまで通り服用を続けてください。なお、初期脱毛はミノキシジルタブレットだけでなく、他のAGA治療薬でも起こる症状です。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の服用方法
・1日1錠
・水またはぬるま湯で服用
・飲む時間を決めておく
ミノキシジルタブレットの飲み方は上記の通りです。血液中の成分濃度を一定に保つためにも、飲む時間は決めておきましょう。一般的に男性5mg、女性2.5mgのミノキシジルを服用されることが多いですが、心配な方は錠剤を半分に割ることも可能です。なお、ミノキシジルタブレットは必ず用法用量を守って服用するようにしてください。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の注意点
服用を避けるべき人
・未成年者
・循環器系に疾患のある方
・血圧に異常のある方
・腎臓や肝臓に疾患や異常のある方
・高齢の方
・妊娠中、授乳中、妊娠の予定がある方
ミノキシジルには血管を拡張する作用があるため、必要以上に血圧が低下する可能性があります。循環器系の疾患をお持ちの方は服用を避けるほうが賢明です。
注意すべき飲み合わせ
・お酒(アルコール)
・風邪薬(イブプロフェン)
・偏頭痛薬(イミグラン)
・ED治療薬
上記の薬とミノキシジルタブレットの併用はできませんのでご注意ください。
個人輸入で入手することの危険性
ミノキシジルタブレットは日本では未承認のため、処方しているクリニックは少数といえます。そのため、個人輸入の通販サイトで購入される方が多くいらっしゃるのです。個人輸入の通販サイトでは、日本で未販売の薬などを低価格で購入することができます。日本で買えない薬を安く購入できる良心的なサイトだと思われるかもしれませんが、実は偽物が紛れている可能性があるのです。個人輸入の通販サイトは偽物を販売していても責任がなく、購入者の責任になってしまいます。万が一偽物の薬を服用して重篤な副作用が出ても、補償制度などは一切使えないのです。何か起こってからでは取り返しがつかないため、ミノキシジルタブレットを個人輸入の通販サイトで購入するのはやめましょう。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とミノキシジル外用薬の違い
ミノキシジルタブレットとミノキシジル外用薬は、同じ成分が配合されているため基本的に効果も同じです。しかし、効果や副作用の強さが異なります。
ミノキシジルの外用薬は皮膚から成分が吸収されるため効果は比較的緩やかですが、ミノキシジルタブレットは体内から直接成分が吸収されるため、高い効果が現れる反面副作用も強く出てしまうのです。アメリカのFDA(日本の厚生労働省のような機関)では、ミノキシジルを配合した内服薬「ロニテン」をAGA治療に使用しないよう警告しています。
ミノキシジルタブレットを服用するかどうかは、効果と副作用のバランスを見ながら慎重に検討する必要があります。
ミノキシジルと他薬品の違い
AGA治療にはミノキシジルの他に「プロペシア錠(フィナステリド)」や「ザガーロカプセル(デュタステリド)」が用いられます。それぞれの治療薬の特徴とミノキシジルの違いについてお伝えしていきます。
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プロペシア錠
プロペシア錠は最もスタンダードなAGA治療薬です。フィナステリドを主成分とする内服薬で、世界で初めてAGA治療薬として開発されました。薄毛の進行を阻止する働きがあるため「守りのAGA治療」といえます。なお、プロペシア錠はAGA発症のきっかけとなる、還元酵素5αリダクターゼⅡ型にのみ働きかけます。
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フィナステリド
フィナステリドはプロペシア錠のジェネリック医薬品です。プロペシア錠と同じ働きをしますが、ジェネリック医薬品のため価格は安くなります。
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ザガーロカプセル(デュタステリド)
ザガーロカプセルはプロペシア錠に次ぐ第二のAGA治療薬です。デュタステリドを主成分としています。還元酵素5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型の両方に働きかけるため、プロペシア錠よりも幅広い薄毛治療に対応可能です。
DクリニックのAGA治療の特徴
DクリニックのAGA治療の6つの特徴をご紹介します。当院では安心してAGA治療をお受けいただくために、ミノキシジルタブレットは処方せず、ミノキシジルベースのオリジナル治療薬を処方しております。
ミノキシジルベースのオリジナル治療薬を処方
当院では患者様の薄毛の状態や体質に合わせて、ミノキシジルベースのオリジナル治療薬を処方しております。一般的なミノキシジルタブレットだと、効果と副作用が強く出すぎる可能性があるため、当院では患者様に合わせてミノキシジルの濃度を細かく調整しております。そうすることで、高い効果を得ながら副作用リスクを抑えた、お一人おひとりにぴったりのオリジナル治療薬が処方できるのです。
患者様のご希望に合わせた治療プランをご用意
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オリジナル治療薬
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症例データベース
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診察
当院では「積極的発毛+抜け毛抑制」「発毛+抜け毛抑制」「抜け毛抑制」の3つの治療プランをご用意しており、患者様の目的やご希望に合わせて選択いただけます。
- <積極的発毛+抜け毛抑制>
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60パターンの掛け合わせから選択
Dクリニックオリジナル内服薬+Dクリニックオリジナル外用薬を処方 - <発毛+抜け毛抑制>
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15パターンの掛け合わせから選択
内服薬+Dクリニックオリジナル外用薬を処方 - <抜け毛抑制>
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3種類の治療薬から選択
内服薬を処方
月に一度の診察で患者様に寄り添った治療を提供
当院では月に一度の診察をお受けいただいております。薬を処方するだけでなく、毎月医師と患者様が顔を合わせて経過を確認することで、治療のモチベーションを保つことができます。また、医師と患者様が細かくコミュニケーションを取ることで信頼関係が生まれ、AGA治療をよりスムーズに進めることが可能です。当院ではより高い治療効果を得るためにも、医師と患者様との信頼関係を大切にしております。
治療費用の上限が決まっており安心して治療を受けられる
当院の治療費用は最大でも33,000円/月と上限が決まっております。オプションで様々な治療を追加するということがないため、毎月かかる金額がわかりやすく、安心して治療をお受けいただけます。
オンライン診療も可能
当院ではオンライン診療を承っております。遠方の方やクリニックに通うのに抵抗がある方におすすめです。オンライン診療はご自宅からお受けいただけるため、時間や交通費の節約にもなります。オンライン診療をご希望の方はお気軽にお申し出ください。
無料カウンセリングをご用意
当院では無料のカウンセリングをご用意しております。治療内容や治療費用など、薄毛治療に関してご不安な点がある方はお気軽にご活用ください。治療を受ける・受けないに関わらず、当院の専門カウンセラーが患者様のお悩みを親身になってお伺いします。
DクリニックのAGA治療費用
パーソナル発毛治療・抜け毛抑制治療
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・Dオリジナル内服薬(ミノキシジルベース|フィナステリドベース or デュタステリドベース)
・Dオリジナル外用薬(ミノキシジルベース)
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27,500~33,000円(税込)/月
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・Dオリジナル外用薬(ミノキシジルベース)
・内服薬(フィナステリド or プロペシア or デュタステリド)
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14,300~24,200円(税込)/月
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初月1,100円(税込)/月
2ヶ月以降 4,400円(税込)/月
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6,600円(税込)/月
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9,900円(税込)/月
生活習慣に寄り添った発毛治療
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対応クリニック:東京院/新宿院
薄毛に影響を及ぼす有害毒素を排除
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19,120~45,520円(税込)/月
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対応クリニック:新宿院
薄毛の原因の1つである“肥満”とAGAを同時に解消
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33,000円(税込)/月
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ミノキシジルタブレット(ミノタブ)に関するよくある質問
ミノキシジルタブレットとミノキシジルの塗り薬はどちらが良いですか?
ミノキシジルには内服薬と外用薬がありますが、内服薬は高い効果が期待できる分副作用も強くなる可能性があります。そのため、比較的安心して使用できるのは外用薬のミノキシジルと言えます。しかし、高い効果が見込まれるのは内服薬のミノキシジルのため、当院では副作用リスクを極力減らしながら高い効果が期待できるよう、患者様お一人おひとりに合わせて濃度を調整したミノキシジルを処方しております。
ミノキシジルタブレットをやめるとどうなる?
ミノキシジルタブレットの使用を途中でやめると再び抜け毛が増えてしまいます。これはミノキシジルタブレットだけでなく、他のAGA治療薬にも同じことが言えます。AGA治療は自己判断で薬の服用を中断せず、継続して使用するようにしましょう。
ミノキシジルタブレットの効果はいつから感じられますか?
ミノキシジルタブレットは服用の4〜6ヶ月後から効果を実感することが多いです。服用後すぐに髪の毛が生えてくるわけではないため、最低でも4ヶ月ほどは服用を続ける必要があります。